脱衣場リフォームのDIYをやってみた。

 

 トイレに引き続き、脱衣場のリフォームをDIYにて、この連休を利用して行う事にしました。前回のトイレと同様に、壁紙には石膏ボード取付ビス頭の錆跡が浮き上がり、見た目が悪くなってます。又、洗面台もプラスチック部分が黃変しており、古さを醸し出しています。床部分は、合板フローリングですが、汚れが一部落ちない状態となっております。

 

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 これらを全てやり変える予定です。
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目 次

 

設置器具取外し

 DIYリフォームに当たって、手始めに、洗面台の取外しを行います。給水栓が固着していた為、元栓を閉めてから給水配管を取外し後、ドリルで取外し穴を空けていきました。

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 何とか取外せました。外した跡は、結構な埃でした。
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 軽く床掃除をしておきました。又、排水間は養生テープにて塞いでおきます。
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 続いて電源スイッチ類を取外していきます。
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 固定ビスは無くさない様に取外し後、壁側に再度取付けておきました。
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 全て取外しが終わり、壁紙剥がしに掛かります。
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壁紙剥がしと下地処理

 壁紙は、以前張替えしたトイレより広い箇所かつ便器等の固定設備も無い為、少しはやりやすい感じでした。まずは、スクレーパーにて入口側の壁紙から剥がしに掛かりました。ここ迄で、作業開始から5時間程度経過してました。

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 前回のトイレと同じく、窓に近い場所で無い為、比較的簡単に剥がせました。
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 剥がせた跡は、ビス頭のサビ跡の程度と、ボードアンカー跡の確認をしていきます。
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 浴室入口側も同様に行いました。
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 窓側の壁紙は、トイレの時と同じく表面のビニール層が剥離しパラパラと落ちてきて、剥がしにくく手こずりました。全て終わったのは、作業開始から8時間が経過していた時でした。初日はここまでとしました。
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 翌日、クロス貼り前の下準備としてビス頭の錆浮き上がり防止の為、パテ打ちとプラシール(合成接着剤)打ちを行いした。
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 入隅や、ボード繋ぎ目、穴や段差がある為にパテ埋めにて消していきます。
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 前回、ビス頭のパテ埋めに時間がかかりすぎたので今回は、ビス頭のパテ埋めは行わずに行こうと思います。
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 乾燥させてからオービタルサンダーで平滑にしていきます。乾燥には、今回ホットガンを導入して時短を行いました。パテは薄く付けているので、乾きは速いのですが強制乾燥の為、ひび割れに注意して行います。
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 パテ研磨では粉塵対策として、掃除機接続して使用しました。これがあると、粉塵が舞う量はかなり軽減されますね。
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 研磨後、プラシールを塗布していきます。プラシールに水10パーセントで希釈を行い、粘度調整後塗布していきます。
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 塗布完了後の画像です。テカっているのがプラシールになります。 
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 今回、ねじ頭のパテ埋めせずにプラシールを塗布したのですが乾燥後の状態を見る限りでは、十分な保護層が出来ており壁紙貼り付け後の錆跡浮き上がりはないと判断しました。
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壁紙張替え

 壁紙は、前回同様サンゲツの量販クロスSP9560石パターン糊なしタイプを選択しました。

前回壁紙の耳打ちを行わず貼り付けしてしまい、カットが難しくなってしまった反省から、今回は一手間掛かりますが、耳打ちを事前に実施したいと思います。
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 壁紙長さは、少し余裕を持たせ2.5mでカットしていきました。糊はアミノールが余っていたのでそれを使用します。

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 上部を数センチ余らせた状態で30センチ程度しっかり貼り付けた後、壁紙を下まで降ろし、撫でバケにて空気を抜いていきます。

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 シワになった箇所は一旦剥がした後、再度シワを取り除きながら張り付けていきました。

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 巾木に合わせて金ヘラで抑えながらカッターでカットしていきます。前回のトイレよりスムーズにかつ綺麗にカット出来ました。

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 貼り付けは、剥がす前と同じ位置で行います。入隅の部分が折り返しになる為、竹櫛で、折り目をつけていきますが、上手くいかないと破けてしましますので、少し緊張します。

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 コンセント、給水栓周りは、上手く切り込みを入れて最小限の切り取りにて貼り付けを行います。今回は、比較的上手くいきました。又、入隅部分の折り返しも上手くいきました。

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 全ての壁面の貼り替えが終わりました、作業開始から6時間程度で終える事が出来ました。

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 若干失敗した箇所はありますが、遠目で見るとほぼ分かりません。スイッチコンセント類を戻していきます。

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 入隅部分の破れ箇所を修正します。

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 ジョイントコークにて修正しました。

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床材貼り直し

 床材はフロアタイルでボンド不要の東リ「ピタフィー」LPF531(オーク)を選びました。クションフロア以外の床材は初めてになるので上手く施工出来るか良く下調べを行います。

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 材質としては、クッションフロアより少し硬い程度で、カッターで充分カット可能ですが、少し力を入れてカットしても下のフィルムがカットしきれないので、切り込みを入れた後、カッターでなぞる様にカットしました。
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 張り方は、部屋の真ん中のフローリングを基準線としてこれにに合わせて張っていきます。

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 隣り合う部分は、半分程度ずらして貼りました。クッションフロアと比較して簡単に貼り終える事が出来ました。

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洗面台設置

 今回設置するのは、TOTO「Vシリーズ750幅2枚扉1面鏡(LMPB075B1GDC1G)(LDPB075BAGEN2)」にしました。シンプルかつ人工大理石洗面で設置が楽との判断からです。 

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 梱包を解いてから、付属部品の確認と本体の傷有無の確認を行います。写真の通り一人で移動させて横倒し出来る程度には軽いものでした。
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 設置取付前に施工実施説明書を十分確認しておきます。給水栓を通す為に穴あけが必要になります。
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 今回穴あけ用に購入したホールソーです。ドリルチャックのみでの取付となる為、インパクトドライバーでの使用は出来ませんので、電動ドリルに取付使用しました。


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 使用感ですが、MDFボードでは特に問題となる事はありませんでした。ただ、使用中摩擦でかなり厚くなる為、休止しながら穴あけをする方が良いと思います。

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 ホールソー径が最大55mmまでしか対応していないので、そのまま設置出来ない為、一旦給水栓を取り外します。新たに購入し使用した工具は水栓レンチです。
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 設置出来た後は、排水管を設置していきます。こちらは、付属品のみで追加材料は不要でした。

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 続いて、シャワーヘッドを取り付けていきます。
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 洗面器裏のスペースが比較的あり、締め付けは手締めである程度行った後、モンキーレンチで締め上げ出来ました。

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 給水レバー部の取付を行います。給水管,給湯管,シャワー配管の3本がセットになっている為、少し嵌めづらい処がありました。

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 施工実施説明書では、配管の曲がりは60度程度までとなっていますが、配管との距離の関係から、守れないので給水配管の角度をある程度振る事で何とか施工出来ました。

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 取り付け後、元栓を少開して給水配管接続部分での漏れ確認を行います。漏れがないようですので、いよいよシャワーヘッドから給水を行います。水漏れもなく上手く給水出来ていました。

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 この後、施工実施説明書に従い、シャワーヘッド部分のストレーナを分解清掃しました。特にゴミ等は嚙みこんでなかったです。

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 引き続き、洗面台上部の取付を行います。1枚プレートの非常にシンプルな構成となっております。

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 付属機器を設置してから、ビス止めします。下地の箇所は不明ですがビスが効かないようでしたら一度取り外し石膏ボートアンカーを打ち込みます。今回は問題なくビスが効きました。

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 スイッチを入れて照明の動作確認を行います。異常なしです。

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 最後に残っていた床の張替えを行います。墨の部分はジョイントコークのクリアにて処理を行い、埃が入り込まない様にしておきます。

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 設置家具を基に元しておきます。クッションフロアと違いフロアタイルは跡が付きにくいと聞いておりますので、どの程度か後日確認したいと思います。

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まとめ

 延べ日数5日間で実施出来ました。前回トイレである程度経験していた為、比較的スムーズに出来たと思います。作業工程割合としては壁紙がおよそ半分程度掛かっている事になります。やはり、剥がし工程、下地処理、壁紙採寸カット、糊付け等の複合工程になる為、時間が掛かる様に感じました。糊付け済みの壁紙の方が早くできますが、その分価格が高くなり、種類も減ってしまう為、考え物です。

 リフォーム自体は、やる価値はあったと思います。