ハンガーラックがなければ作ればいい!

目次

 

収納スペースがない

 引越しの荷物を何とか運び終わったのが11月初めでした。そこから荷物との格闘が始まりました。クローゼットが小さく殆ど収納出来ないため、写真の通り荷物が床に溢れ還りました。前の部屋で使っていたハンガーラックも服を掛けすぎた為、二度倒れてしましました。そこでここはひとつ「ハンガーラックがなればつくればいいじゃない!」との思いから、収納棚兼ねたハンガーラックを作成する事としました。
f:id:hikyosyua:20191227153320j:image

 

材料を準備

 作るための材料をホームセンターへ買い出しに行きます。揃えた材料は以下の通りです。

 ・2×4材(2400)    ・・・ 6本

 ・天板(1800×400×20) ・・・ 1枚

 ・天板(  910×400×20) ・・・    1枚

 ・受け金具(耐荷重30kg)・・・ 8個

 ・ステンレスパイプ(1800×32φ ) 1本

 ・パイプブラケット       ・・・ 2本

 ・パイプカッター     ・・・ 1個

 ・耐水ペーパー(180,320)  ・各1枚

 2×4材はあらかじめ測っておいた長さに、カットしてもらいました。車で持ち帰ろうとしたのですが、無理だったのでホームセンターの軽トラを借りて持ち帰りました。

 

材料加工  

 持ち帰った材料を加工していきます。加工といっても表面のやすり掛け程度ですが、これをやっておかないと設置後に埃が付いたとき掃除がしずらくなりますのでめんどくさがらずに加工しておきます。耐水ペーパーを掛ける時は、マスクと保護眼鏡は出来ればしておきましょう。後、濡れタオルは事前に準備しておいた方が、やすり掛け後の拭き取りが楽になります。
f:id:hikyosyua:20191227153354j:image

 次に、2×4材のセンターをペンで墨付けしていきます。このセンターを基準に受け金具を取り付ける事になります。
f:id:hikyosyua:20191227153422j:image

 

組み立て

 設置は、初めにラブリコをセットして柱を順次立てていきます。この時、2×4材の反りや曲がりが影響して位置調整が難しいので、出来れば水平ゲージなどを使い柱が垂直になっているかを確認しながら立てると、後々天板の取り付けが楽になります。
f:id:hikyosyua:20191227153441j:image

 今回の2×4材は2本曲がりが大きいため天板の取り付け高さ付近で位置が揃うように設置位置を調整しました。
f:id:hikyosyua:20191227153521j:image f:id:hikyosyua:20191227153618j:image
 受け金具は先に柱側へ仮止めにて取り付けを行い、天板を載せた後水平ゲージにて水平度を確認し問題なければ本締めを行います。
f:id:hikyosyua:20191227153650j:image

 水平ゲージの気泡部分が中央に来るように調整すればOKです。
f:id:hikyosyua:20191227153716j:image

 最後にハンガーラックのハンガー部分を取り付けます。
f:id:hikyosyua:20191227154338j:image 

 ステンレスパイプの長さ調整には写真のパイプカッターを使用しました。使い方は、ステンレスパイプのカット箇所に歯を当てて締め込みます。少しきつめかなと思うぐらいに締め込んでからパイプカッターを廻します。軽く廻り出すと再度締め込みを行いまたカッターを廻して行きます。ある程度廻すと「パキッ」とパイプが折れますので、後はケガキ処理をしていきます。

f:id:hikyosyua:20191227162707j:plain

まとめ(作成後の使用感)

 作成後の使用感ですが、写真の通りかなりの収納力があります。心配していたハンガーラック部分の耐荷重性についても、収納部分全てに服を掛けてもビクともしない感じですので、今後も問題ないでしょう。低い棚の部分は妻がPCを使うので机と兼用出きる様に高さを調整しております。
f:id:hikyosyua:20191227164620j:image
 なかなか使い勝手がいいです。引き続きリビングでの収納について対策を立てていきます。