レンジフードをPanasonic FY-9HZC4にしてみた。

 実家の設置から二十数年経った換気扇なのですが、スタートさせた時の唸り音が酷いので交換する事にしました。今回の交換時記録を残しておきます。

 目 次

機種選定

 現在付いているのが、富士工業製フード形プロペラ換気扇ですが、油煙をフイルターのみで取り除く形式の為、プロペラ部分他に油が付着して掃除が大変です。できれば、掃除が楽に出来るものと探した結果、Panasonic FY-9HZC4-Sに決定しました。

必要材料の準備

  FY-9HZC4-Sは、シロッコファンになる為、追加部品が必要となるみたいです。プロペラファンを取外した跡の枠に取付る木枠用不燃カバー FY-KYC25木枠アダプター FY-AC256レンジフード幕板 FY-MH966D-S(レンジフード高さが吊戸棚と面一となるには、70cmとなるのでこの型番になります。)を追加購入しました。後は、レンジフード本体と木枠アダプターを接続するアルミ配管ダクト(径150mm)をホームセンターで追加購入します。配管取付時に使う、アルミテープは、百均で購入です。

[rakuten:maido-diy:10281688:detail]

 

取外し

 レンジフードが届くまでに既設レンジフード本体を取外しておきます。フードカバーは、ビス2本で止めてあるだけなので、簡単に取外せました。
f:id:hikyosyua:20210807081435j:image

 次に、プロペラファンを取外していきます。ビス4本で止まっているので、簡単に取外し出来ました。

f:id:hikyosyua:20210807081448j:image

 取外したプロペラファンです。長年の使用で油汚れがこびり付いています。
f:id:hikyosyua:20210809122820j:image

 ファンを取外した後の木枠を軽く掃除して置きます。
f:id:hikyosyua:20210807081507j:image

 最後に、フード取付本体を取り外します。少し重いので落とさない様、慎重に外していきます。
f:id:hikyosyua:20210807081525j:image

 ここで一旦作業終了とし、レンジフードが到着するのを待ちます。


レンジフード取付

 後日レンジフードが到着したので、取付を行っていきます。

f:id:hikyosyua:20210807081606j:image

 レンジフード本体と、取付アダプター、取付ビス、施工説明書、取扱説明書が同胞されていたので、施工説明書を一通り目を通しておきます。
f:id:hikyosyua:20210807081620j:image

 本体を取り出し、仮配置を行い取り付けに問題がないのかを確認します。とりあえず取り付けは問題ないみたいでした。
f:id:hikyosyua:20210807081636j:image

 配管接続用アダプターは、中に排気用ダンパーがあり取付時の方向があるみたいです。
f:id:hikyosyua:20210807081649j:image

 木枠用不燃カバーを取付けていきます。短辺と長辺があり、長辺を垂直方向へ取付、短辺を水平方向へ取付となります。カバーと木枠はレンジフード取付時に干渉しない様、面一に調整を行いました。
f:id:hikyosyua:20210807081659j:image

 他の方のブログ等では、枠に防鳥ネットを取付られている方がいるみたいでしたが、施工説明書では、防鳥ネット等を取付しない様、書かれていたので、取付を見送りました。
f:id:hikyosyua:20210807081711j:image

 木枠アダプターを取付ます。木枠の一部が足りない箇所があり全てビス止めできませんでした。木枠が不足している箇所は、外部に通じている為、アルミテープにて穴を塞ぐ事にしました。
f:id:hikyosyua:20210807081722j:image

 レンジフード本体と配管アダプターを接続していきます。下側に差込部があるので、差込んだ2カ所ビスで固定します。
f:id:hikyosyua:20210807081734j:image

 レンジフード本体を置く際は背面が下側となる様、施工説明書に記載があるので、梱包材から取り出す時は気を付ける必要があります。
f:id:hikyosyua:20210807081746j:image

 取付側のビス位置を付属取付台紙を使いマーキングします。設置時に分かったのですが、レンジフードへ取付した取付金具と台紙の位置が微妙にずれている為、台紙に合わせてビス位置を固定すると、レンジフード最下端と吊り棚の面が2~3センチずれる事になります。再度ビス位置を調整する羽目になりました。また取付時は、水平ゲージで水平度を確認調整する事をお勧めします。
f:id:hikyosyua:20210807081756j:image

 レンジフード本体を固定出来れば、続いてアルミダクトをカットし取付けていきます。取付カ所へは、排気漏れを防ぐ意味でアルミテープを巻いていきます。今回は、2巻き程度しておきました。写真では分かりにくいのですが、取付金具の締め付け量によって、レンジフード本体が奥側に傾斜する様になっています。これは、レンジフード本体の下に油受けがありここに油を集める為、傾斜をつける必要があると考えられます。今回は、約10度程度になる様に調整をしました。
f:id:hikyosyua:20210807081806j:image

 幕板を取付ける前に試運転を行います。弱~中~強で確認し、ダクトからの排気漏れがない事を確認できたので、幕板取り付けに移ります。
f:id:hikyosyua:20210807081817j:image

 幕板は、上部と下部の金具で取付する様になっています。上部の樹脂製の取付ピンと受け金具で固定する様になっています。説明書もなく、しばらく考え込んでしまいましたが、下側の引掛け金具は、今回必要がありませんでした。取付後、再度試運転を行い動作に問題ない事を確認出来ました。照明も問題ありませんでいた。
f:id:hikyosyua:20210807081829j:image

 幕板を取付けた後の状態です。何とか無事取付けが完了しました。

f:id:hikyosyua:20210809144747j:image

まとめ

 今回のレンジフード交換は、事前に情報を集めていたので比較的スムーズに出来たと思います。取外しは一人で行っても約1時間程度で終わりました。取付に際しては、初めてと言う事もあり、確認しながらで約2時間半程度で取付出来ました。次回からはもう少し早く取付可能かと思います。プロペラファンからシロッコファンへの交換で作業量が多かったですが、シロッコファンからシロッコファンへの交換では更に短時間で可能なのではないでしょうか?レンジフード交換をお考えの方の参考になれば幸いです。