充電式高圧洗浄機を買う

 充電式高圧洗浄機を買う事にしました。かなり古いケルヒャーの高圧洗浄機はあるのですが、実家で使用していたので水道ホースからの給水タイプでありかつコンセントタイプの為、賃貸では使用出来ませんでした。車の洗車をするにあたって毎回洗車機はコストパフォーマンスが悪いので、駐車場にバケツを用意して手洗い洗車しております。ただ、今の時期は水が冷たいのと、ボディーは手洗いで比較的綺麗に出来るのですが、タイヤホイール部分のブレーキダストや、タイヤ表面の汚れ、タイヤハウジング内の泥や砂の汚れは全く手つかずのまま掃除できていない状態でした。賃貸であるので諦めておりましたが、最近は充電式の高圧洗浄機なるものが出ている事を知り価格を見てもそれ程高くない様なので試しに購入して見る事としました。

機種選定

 充電式高圧洗浄機にて検索すると、ケルヒャー、アイリスオーヤマなどいろんなメーカーが出てきました。水道は使えないのが基本なので必要となる機能としては自吸式であるのが絶対条件と考えました。又、洗車以外にもベランダ掃除などにも使いたいので連続使用時間も出来るだけ長い方が良いです。この条件を満たしていそうなのが、下記の3機種でした。マキタのバッテリー使用の製品も検討しましたが、ノズルの部分がスプリンクラーの流用等の記載が見られたので外す事にしました。

ケルヒャーKHB-6バッテリーセット

18 Vバッテリープラットフォーム
最大許容圧力 (MPa)    最大 2.4
吐出圧力    中圧
吐出水量 (L/h)    最大 200
バッテリータイプ    リチウムイオンバッテリー
電圧 (V)    18
容量 (Ah)    2.5
使用時間(一回の充電)   

12 分(標準2.5 Ahバッテリー
充電器用電源 (V/Hz)    100 - 240 / 50 - 60 充電時間 310分
質量(アクセサリーを含まない) (kg)    1.3
梱包質量 (kg)    2.8
寸法(長さ×幅×高さ) (mm)    302 x 89 x 265

 出典:ケルヒャーHP

実勢価格19,000円~23,000円程度

アイリスオーヤマ 充電式ハンディウォッシャーJHW-201

商品サイズ(cm):幅約88.4×奥行約8.2×高さ約24.3  質量(専用高圧ホースを除く):約1.8kg
吐出圧力:2.2MPa 吐出水量:1.8L/min
【充電池仕様】                  種類:リチウムイオン二次電池           定格電圧:DC18V 容量:2000mAh         使用温度範囲:0~40℃(充電時:5~35℃)
使用温度範囲:0~40℃               連続使用時間:強運転:約15分:弱運転:約40分     定格電圧:DC18V
【充電器仕様】                 入力:AC100V 50/60Hz 出力:DC20V 2A      充電時間:約70分

 出典:アマゾン

実勢価格13,000円~14,000円程度

 

サンコー

充電式タンクレス高圧洗浄機「強力ウォーターガン」
Version2.1. S-O

本体:横幅62×奥行320×高さ200(mm)
ホース:長さ5820(mm)
ACアダプタのケーブル長:長さ1830(mm)
強弱切り替えノズル:長さ176(mm)
洗剤用ノズル:長さ178(mm)
延長用ノズル:長さ465(mm)
バッテリー:横幅75×奥行115×高さ50(mm) 2.0Ah
本体、ホース、ACアダプタ、バッテリー、強弱切替えノズル、洗剤用ノズル、延長用ノズル、水道接続パーツ、説明書
重量 約1320g(バッテリー、強弱切替ノズルを接続した状態)
吐出圧 0.65MPa~2.2MPa
充電時間 約4時間
満充電時の連続稼働時間 20~30分
バケツ一杯(8L)での放水時間 約4分

 出典:サンコーHP
実勢価格14,000円~15,000円程度

3機種の中で、ケルヒャーの機種は使用時間が12分程度と非常に短いのがネックなのと、やはり値段が高めで候補から外れました。残るアイリスオーヤマとサンコーですが基本性能は殆ど同じ様なので値段が少し安いサンコー製をネットの評価を確認した上で購入する事に決めました。

検品と組立

 年末注文だったので年明け後に商品が到着しました。段ボール梱包が少し安っぽく見えたのは仕方ないとしても、一様は部品はすべて揃っている様でした。
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 本体の接続部分はまだ使用していないせいかノズル部分を取り付ける際、少し固かった様に感じました。

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 先端ノズル部分は、0度,15度,25度,40度,シャワーへと切替可能な仕様です。
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 一通り組み立てて見ました。組み立てた後のがた付きなどは特に見られませんでした。
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 給水ホースを接続した処です。
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 吸い込み側にストレーナが見えます。ウェイトが入っておりバケツからの給水時も外れにくくなっているとの事でした。
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 こちらは、本体側のストレーナ部分です。上記写真のがんグリップ部分の緑箇所下部を回して外すと確認できます。定期的に清掃とありました。
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 放水に際しては、写真の安全解除ボタンを押さないとレバーを引けない構造となっておりました。ただ、ボタン部分は押しっぱなしにしないと駄目な機構の様です。
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 バッテリー充電器の入っていた箱は何故かつぶれた状態で送られてきておりました。f:id:hikyosyua:20230109101603j:image

 使用に際しては特に問題ありませんでした。コスト削減の為か、バッテリーへ直接プラグ接続で充電と言った形をとっておりました。
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 付属説明書では、4時間程度充電とありましたが、およそ1時間程度でランプが赤から緑へ変わり充電は完了しました。後は実際の使用にてどの程度汚れが落ちるのかと使用時間について確認していきます。
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使用感

 商品到着後、しばらくして洗車の機会があったので使用感をまとめてみました。

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バケツからの自吸ですが、ホース内の空気を自力で吸い出す能力が無いです。5分程度吸出ししてみたのですが、一向に吸い上げませんでした。仕方がないので、一度ホースを部屋へ持帰り水道水で充満させました。更に、高圧洗浄機からホースを取外した状態で本体給水箇所をバケツへ直接差し込む事により吸い上げをしました。結果、何とか放水出来る様になりました。欠陥ではないのかと考えましたが、取り敢えず使用してみます。
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放水圧は、若干弱い感じですが、ボディーへの放水では、汚れは落ちているようです。
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ホイールハウジング内の砂等の汚れは、一様落とせている様に見れました。

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洗浄後の状態ですが、ケルヒャーと比べると汚れ落ちは、悪いです。
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一台洗浄するのにバケツ4杯が必要でした。バッテリーの持ちは、一台の洗浄では全く問題無く使用できました。後で充電した際に、約3時間程度で滿充電となりました。

まとめ

 タオルで洗浄していた時は、イチイチ足おき台を移動させて洗っていたのに比べ、屋根部分への放水が出来る様になり、比較的早く楽に洗浄出来る事が一番メリットに感じました。今回は、雪道を走行したあとの為、少し汚れの状態が悪るかった事を差し引けば、通常使用の汚れだと十分落とせると思います。充電式高圧洗浄機の購入検討される方への参考になれば幸いです。