独立型モバイルソーラーパネルと大容量モバイルバッテリーのみによるスマホ使用は可能か?

 この前購入した、モバイルソーラーバッテリーに気を良くしたのか?妻がまたモバイル太陽光パネルとモバイルバッテリーを追加購入しました!どうやら災害時を想定しスマホの充電だけでも、コンセントを使わずに行いたいと考えている様です。

目 次

 

購入仕様
(モバイルソーラーパネル)

購入にあたり妻は、前回の反省から(充電時間がかかりすぎる)パネル出力は比較的大きめのものを捜しておりました。

<購入仕様>

 BIGBLUE28Wソーラーチャージャー

 重量 615g

 発電出力 5V 2.4A 

 サイズ 842 × 242(展開時) 

     160 × 242(折り畳み時)

 パネル Sunpower社のパネルを採用

(エネルギー変換効率は21.5%-23.5%)
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 現時点ではAmazonのみで取扱っている

模様(間違っていればご指摘ください)
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 パネルは展開すると4枚になります。デジタル表示部分裏にUSB接続部分があります。
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付属品は、USBコードとDカンが4本となってます。
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 さすがに蛍光灯下では殆ど発電していない様です。
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(モバイルバッテリー)

モバイルバッテリーの容量についても妻は不満があったらしくより大きな容量を選択しておりました。

 <購入仕様>

 DeliT 26,800mh POWER BANK

                  入力電圧 USB 5V 2.0A

     出力電圧 USB 5V 2.1A

                   重量  477g

                   サイズ 169 × 82 ×25

      ledライト 100ルーメン

     リチウムポリマー電池

     作動環境 -10℃ ~ 45℃

     外装ABS

 
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出力ポートは2カ所 入力ポートはUSB-BとタイプCが使える様です。LED照明もついているみたいなので、後で確認してみます。

性能について
(太陽光発電)

 ほぼ快晴時において、パネル4枚分での出力電圧は、スペック値より若干低く出ておりました。

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位置を微調整しても、公証出力電圧は2.4Vとの事ですが、実際の出力電圧は2.0Vから変化しない事が確認できました。


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モバイルバッテリー側の充電状態は、開始前で84%となってます。開始時刻が、10時過ぎでした。
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1時間程度で家事を済ませて、モバイルバッテリーの充電状態を確認すると、91%まで充電されておりました。1時間あたり6%程度の充電率でした。
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その後も、充電を続け様としたのですが、少し雲が出てきたせいか、出力電圧が0.6Vまで低下してしまいました。
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この状態で1時間ほど充電を続けましたがモバイルバッテリーは92%と1%程度しか充電できておりませんでした。
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最終的には、10時過ぎから16時頃までの約6時間程度での充電率は84%から95%と11%となりました。途中の曇り状態があったのでフル充電状態とはいきませんでしたが、時間あたり1.83%の充電率となっておりました。まずまずの数値かなと思います。

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後日、日を改めて快晴の日を狙い再度充電を試しました。ソーラーパネルの出力電圧は、2.0Vを出力しており、条件的には十分です。
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前回と同じ時刻の10時過ぎから開始します。この時のモバイルバッテリー充電率は、84%でした。
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今回は、時間が取れず14時までの4時間となりましたが、その間での充電は93%と、9%ほど充電出来ておりました。時間あたりの充電率は2.25%と前回を上回る性能を示してくれました。
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(非常用ライト)

モバイルバッテリーに付属のLEDライトについて性能を確認してみます。

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前回のソーラーパネル一体型モバイルバッテリーと同様の比較方法で比較を行います。

 

www.ticker-plsu.com

 


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やはり、LEDチップが1チップな事もあり余り明るさには期待できませんでした。
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まとめ

やはりソーラーパネル部分に関しては、4枚で28Wと高出力である為、26,800mAhの大容量モバイルバッテリーでさえ、条件が整えば6時間程度で約10%の2,600mAh程度の充電は楽勝で行える事が分かりました。この容量は一般的なスマホのフル容量の7~8割程度と考えられるため、これ1台あればモバイルバッテリー部分がほぼ満充電状態にあれば、数台の同時給電は可能かなと考えられます。災害時には、数日から1週間程度以上停電が続くと想定していれば、このソーラーパネルとモバイルバッテリーの組合せによる通信機器の正常な稼働の担保は、購入するに値するのではないかと考えております