目 次
購入動機
少し前に妻から、スマホのバッテリーの減りが早いとの相談を受けていたので、モバイルバッテリーを購入すればいいんじゃない?的なアドバイスをしておりました。それから2週間ぐらい妻は黙々と調べ続け、ついに私に購入したものを見せてきました。それがこれから紹介するモバイルソーラーバッテリーです。2018年10月に発生した北海道胆振東部地震に端を発した北海道全域停電では約2日間もの間全く電気が使えない状況に陥ったと言われています。実際に災害が起きた時に充電する場所を探して慌てるよりは、情報機器を充電するための電源を自立させておくと言う考え方は大いに賛成できます。しかしながら、その機器が実際にどの程度使えるものなのか、購入費用に値するものなのか?このブログをご覧の皆さんは関心があるのではないでしょうか?これらについてこれからレポートを行っていきます。
スペック等について
購入したのはスマートライフ研究所という処の製品です。取扱説明書を読むと、特徴として「サン・パワー社製」パネル(変換効率22%との事らしいです)を採用し、リチウムポリマーバッテリー(容量10,000mAh)を搭載しているとの事です。
リチウムポリマーバッテリーへの充電は、マイクロUSBによる充電では約5~10時間ライトニングケーブルからの充電では約10時間掛かる様になってます。問題のソーラーパネルによる満充電は約40時間程掛かるとの事なので使用にあたっては常に満充電の状態にしておく方が良さそうです。バッテリーの残量は電源ボタンを押すと4段階のブルーLEDで表示される様になっているそうです。温度制限についてはソーラーパネル表面温度が60℃以上になると表面に気泡が発生するとの少し物騒な事が書かれておりますので、車内のダッシュボード等においての充電は控えた方が良さそうです。
[仕 様]
容量10,000mAh
発電量 1.45w
出力 5v 2.4A(最大)
サイズ 147×80×18mm
重量 235g
材質 ABS樹脂,PC,シリコン
付属機能 4段階調光LEDライト
[付属品]
マイクロUSBケーブル(20cm)1本
マイクロUSBタイプCケーブル
(20cm)1本
カラビナ 1本
使用感
届いた状態ですでに2目盛程度充電されていたのですが、スマホへの充電は特に問題はありませんでした。ソーラーパネルによる充電時間ですが、これは今の季節(2月頃)で、窓際に置いた状態で快晴である事を条件にすれば、1日で約1目盛程度の充電と言った処でしょうか。
充電で使用する際には写真の様にスタンドで自立出来るので、太陽光の入射角度に合わせて最適な状態で受光出来るようになってます。
調光LEDライトについては、電源ボタンを2回押すと点灯する様になっております。2度押しした状態がライトの最高照度となっており取説ではこの状態で約37時間点灯可能となっております。更に1度押す毎に照度が低下していくとの事です。
まとめると、
電源ボタン2度押し → 点灯
(最高照度連続点灯時間は不明)
1回目押し → 約37時間連続点灯
2回目押し → 約52時間連続点灯
3回目押し → 約58時間連続点灯
4回目押し → 約72時間連続点灯
の順で照度と点灯時間が変わって行く様になっているそうです。
実際の点灯状態は写真の通りです。かなり眩しいです。
(写真は最大照度時のものです。)
次に停電を想定した状態での点灯確認を行います。
〈点灯前〉
〈点灯後〉
照度は最大となってます。ほぼLED懐中電灯と同等の性能があるものと思われます。照明としての使用は問題ないと思われます。
まとめ
太陽光発電、機器への充電については問題なく、付属機能のLED照明についても使用上特段問題が見当たらない為、太陽光発電による充電時間が少し掛かりすぎる点を除くと、LEDライトを兼ねる充電器として考えるなら、保証期間が3か月という点が少しばかり気になりますが、十分に買っても損はないかなと思いました。興味がある方は参考にして下さい!