皆さんは、ネジを外す時にネジ頭を舐めてしまって困った事はありませんか?今回DIYでキッチンリフォームをしているなかで、24年近く使用しているキッチン扉取っ手の折損が多数見つかり交換する事にしましたが、取替えの中で、ネジ頭が完全に錆びついたものが有り、交換出来ない状態となっておりました。ネジ頭を舐めてしまった場合の対策を調べた処、ネジを挟むペンチと、ネジ頭にドリルビットで穴を開けて取外すものがある事が分かり、どちらが良いのか、分からないので取りあえず、両方購入して、使用感を比較する事にしました。
目 次
ネジバスター
写真は、ペンチタイプのネジを取外す工具、フジ矢 ネジバスターです。対応しているネジは、鍋ネジ等です。
先端部分が、横ではなく縦に溝があります。中央も窪んでおり、挟みやすくなってます。今回のネジは鍋ネジですが、ねじ頭全体が完全にサビており上手くつかめるか疑問です。
ネジはずしビット
もう一つは、ネジ頭にドリルビットで穴を空けて取外す工具、ベッセル ネジはずしビット M3~M4用です。
写真が、ドリル部分です。先に左回転でねじ込むとの説明がありました。
こちらが、タップ部分です。ドリルで開けた穴を同じく左回転で回し取外すとの説明でした。ベッセルの使用方法の動画を見た感じだと、比較的簡単に取り外して居たので期待が持てます。
実際の使用感
実際に、ネジはずしビットをインパクトドライバーにセットして、取外しを試みました。結果は、全く穴が空きませんでした。他の取外したネジで確認したのですが、使用されているネジは、普通のユニクロメッキネジでした。30分ぐらい格闘したのですが、一向に噛みこんでいく感じがしませんでした。(ほぼ空回りの状態)
仕方ないので、今度はネジバスターを試しました。ネジ頭が、殆どないので上手く掴めず1時間程格闘しました。最終的には、ドリルでネジ頭の周囲を孔開けしてネジバスターの掴み代を確保しました。
何とかネジ頭を掴んで廻すと、ようやくネジが廻りました。ホッとしました。
取外したネジを確認すると、写真の様にネジ山が完全に錆びて膨張しておりました。道理で固くて廻らない筈です。やはり、水廻りは湿気があるのでサビの進行があるものだと痛感しました。
何とか取っ手を取り替える事ができました。
今回の取り外しに関しては、ネジバスターに軍配があがりました。自分の使い方が悪かったのか?ネジはずしビットは、上手く取り外せない結果となり残念でした。
まとめ
やはり、物理的に掴んで廻すと言う行為が、一番確実なのかと思った次第です。ネジ頭を舐めてしまって、お困りの方の参考になれば幸いです。