浄化槽エアーブロア交換

  実家の浄化槽エアーブロアですが、点検業者からの指摘があり、調子が悪くなっているとの事なので今回交換を行う事にしました。浄化槽は、浄化槽法では全ての浄化槽について、法定検査(定期検査)が義務付けられています(浄化槽法第11条)。空き家になっている等の理由により、長期間(概ね1年以上)浄化槽の使用を休止する場合は所定の手続きで法定点検が免除になる制度もあるそうです。
f:id:hikyosyua:20221102140345j:image

 浄化槽エアブロアの寿命は一般的に「5〜7年」といわれています。およそ25年交換してなかったのですが、動作音は少ししますが動作自体は問題ない様です。今回は予防保全の点からの交換です。現在ついているエアーブロアはマルカ精器製「MAC30A」でした。

 スペックは、以下の通りとなっておりました。

  定格電圧:AC100V 50/60HZ

       消費電力:29W,吐出圧0.12kg/cm2

  吐出風量:30L/分

このスペックと同じものを探す事にします。

機種選定

 機種選定にあたり、注意したのは同風量の物を選ぶという事です。同一メーカーの後継機はないのか調べて見ますと、マルカ精器は社名がフジクリーンに変更になってました。フジクリーン製の30L/分の製品は「EcoMac-30」というものでした。

フジクリーン EcoMac30      

● 吐出風量 30L/min
● 常用圧力 12kpa
● 吐出口径:外径18φ
● AC100V
● 消費電力 20W
● 電源コード:1.5m

実勢価格は、9,800円程度でした。

安永 AP-30P

●定格電圧(V) : 単相 AC100
●周波数(Hz): 50 / 60
●消費電力(W) : 25
●定格圧力(KPa) : 12.0
●吐出風力(L/min): 30
●騒音値(db) : 32
●質量(kg) : 4.3

実勢価格は10,700円程度でした。

日本電興(NIHON DENKO) 30L NIP-30L

 

 

・定格電圧:100V(50/60Hz)
・消費電力:33W
・定格圧力:0.012MPA(0.12kgf/平方cm)
・吐出風量:30L/分
・騒音:35dB

実勢価格は8,600円程度でした。

 検討結果、値段は少し高いですが、評判が良かった安西AP-30Pに決めました。
f:id:hikyosyua:20221102140417j:image


f:id:hikyosyua:20221102140427j:image

エアーブロア交換

 交換自体は、15分程度で終わりました。ゴム部分が固着しているかもと思いペンチ等用意しておりましたが、手で簡単に取り外せ「アッ」という間に交換できました。抜いて差し込むだけの簡単な作業でした。注意した点はゴム配管を差し込む前にコンセント接続し風量があるか確認した程度でした。交換後は動作音がかなり静かになりました。もう少し早めに交換しておくべきでした。